連鎖取消はなくなりましたが

無限連鎖取消の適用は廃止

 無限の連鎖取消については、一定の歯止めをかけるようになった (平成19年

4月9日環境省通知)。具体的には、役員aが欠格要件に該当したことにより、法

人A(役員a、b)が廃棄物処理業の許可を取消された場合、法人B(廃棄物処理

業)(役員b、c)も許可取消に遭う(第1次連鎖取消)。その理由は、法人Aにおい

て、役員bは役員aの法令違反を監督すべきだったのにそれを怠ったというもので

ある。 しかし、法人Cの役員であるcについて、異なる企業である法人Aの役員a

の監督義務まで認めるのは難しいとして、法人C (廃棄物処理業)まで廃棄物処

理業の許可は取消さない、というものである。しかし、この扱いで完全に連鎖取消

や連鎖欠格が断ち切れるかどうかは疑問である。